14歳金メダリストが髪をなびかせ投球 スケボー持参で登場…東京D大歓声、選手らも祝福

始球式を務めた吉沢恋さん【写真:矢口亨】
始球式を務めた吉沢恋さん【写真:矢口亨】

パリ五輪の金メダリスト、吉沢恋さんが始球式に登場した

■巨人 ー 阪神(14日・東京ドーム)

 パリ五輪のスケートボード・女子ストリートで金メダルを獲得した吉沢恋(ここ)さんが14日、東京ドームで行われた巨人-阪神で始球式を務めた。大役を務めた14歳の投球にドームは大歓声に包まれた。

 背番号「22」のユニホームを着用した吉沢さんはスケボー持参で登場。グラウンド脇でスタッフに預けてマウンドへ。緊張気味の表情から、髪をなびかせて投げた1球は3バウンドで捕手に届いた。投球を終えると14歳のあどけない笑顔を浮かべてペコリと頭をさげた。

 笑顔で手を振る吉沢さんに金メダルの“祝福”も込めて、東京ドームは大きな拍手に包まれた。巨人や阪神の選手らも笑顔で見守っていた。

 吉沢さんはパリ五輪で金メダルを獲得。東京大会を制した西矢椛(もみじ)さんに続き、日本人が同種目を連覇した。15歳の赤間凛音(りず)さんが銀メダルを獲得。日本人のワンツーフィニッシュで日本中に明るい話題を提供していた。

【実際の様子】緊張しながらも堂々のフォーム…パリ五輪金メダリストの吉沢恋さんの始球式

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