巨人19歳の「伝説が始まった」 ドラ1が覚醒の予感…衝撃弾は「夢しかねえ」
巨人・浅野は14日の阪神戦で今季初安打となる満塁弾を放った
■巨人 4ー0 阪神(14日・東京ドーム)
巨人・浅野翔吾外野手が14日に東京ドームで行われた阪神戦で、4回の第2打席で今季1号となる満塁弾を放った。それまで11打数無安打に甘んじていた19歳ドラ1の衝撃弾にファンは「スター爆誕」「まじバケモン」と歓喜した。
0-0の4回2死満塁、阪神の及川雅貴投手が投じた、甘く入った129キロのスライダーを一閃。打球は阪神応援団で埋まる左翼席に勢いよく着弾した。19歳が放ったグランドスラムに東京ドームは騒然となった。2死走者なしから大城卓三捕手の四球、ココ・モンテス内野手の左越え二塁打、門脇誠内野手の四球でつかんだ満塁のチャンスだった。
今季は開幕1軍入りを果たすも、9打数無安打で4月8日に出場選手登録から抹消。ファームでは打率.255、8本塁打、34打点と結果を残すと8月12日に再昇格を果たした。
13日の阪神戦では代打で一ゴロ。この日が1軍復帰2戦目で、4月6日以来、約4か月ぶりのスタメン復帰で見事に結果を出した。11打数無安打だった浅野が、伝統の一戦で衝撃の今季初安打となった。しかも伝統の一戦で今季のチーム初満塁弾を放つ大仕事。阿部慎之助監督も満面の笑みを浮かべて出迎えた。
2022年ドラフト1位で高松商から入団。19歳の逸材が放った、覚醒を告げる一撃。DAZNが公式X(旧ツイッター)に「次世代のスターが歓喜の渦へ」とコメントをつけて映像を投稿。ファンも「ポジ要素しかない」「伝説が始まった」「号泣だし」「できる子やで」「巨人の主砲の1人になる」「やっぱ魅力ある」「過去一で興奮した」「夢しかねえ」と興奮が収まらない様子だった。
(Full-Count編集部)