ド軍戦で珍事…敵軍野手が二塁踏み忘れ カーショーが気付き指摘、球場大ブーイング
ブルワーズのオルティスがベース踏み忘れでアウトに
【MLB】ブルワーズ ー ドジャース(日本時間15日・ミルウォーキー)
大谷翔平投手の出場している14日(日本時間15日)のドジャース対ブルワーズ戦で珍事が起きた。ブルワーズの走者ジョーイ・オルティスが二塁を踏み忘れ、アピールの末アウトに。まさかのプレーに球場は騒然となった。
4回1死一塁でオルティスが二盗を仕掛けると、打者のブライス・テュラング内野手が左翼線へ二塁打を放った。オルティスは打球を見失い、一度帰塁する仕草を見せた。その後、打球がワンバウンドしたのを確認し、三塁に進塁した。
1死二、三塁のピンチを招いたように見えたが、三塁へ向かった際に二塁を踏み忘れていた。デーブ・ロバーツ監督がマウンドに向かい、アンソニー・バンダ投手が二塁のギャビン・ラックス内野手へ送球。アピールプレーが成功し、二塁ベースの踏み忘れが認められアウトとなった。
米スポーツ局「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者らによると、最初に二塁ベース踏み忘れに気が付いたのはクレイトン・カーショー投手だったという。カーショーがコーチ陣に伝えアピールに成功。判定が覆った後にはチームメートから賞賛を受けた。
球場は騒然となり、大ブーイング。試合は2死二塁で再開され、バンダがジャクソン・チュリオ外野手を遊ゴロに打ち取り、3アウトとなった。