パフォをパクられて150億円右腕ブチギレ “報復予告”に非難殺到「どうでもいい」「黙れ」

メッツのエドウィン・ディアス【写真:ロイター】
メッツのエドウィン・ディアス【写真:ロイター】

アスレチックス右腕のパフォーマンスをメッツ守護神が非難

 メッツの守護神エドウィン・ディアス投手の発言が物議を醸している。13日(日本時間14日)の試合で、アスレチックスのオースティン・アダムズ投手が、メッツで流行しているパフォーマンスを披露したことに不快感を示し、「彼は一線を越えた」として“報復”をほのめかした。しかし、ファンの反応は冷ややかで「勝つことにだけに集中してもらえる?」「試合に勝てなかったことに不満を持つべきだ」などとコメントが寄せられている。

 メッツの本拠地で行われた一戦で、アダムズは5回途中に2番手で登板。2死一、二塁でフランシスコ・アルバレス捕手から三振を奪った際に、メッツで流行っている「OMGセレブレーション」を披露した。これは歌手としても活動するメッツのホセ・イグレシアス内野手のデビュー曲「OMG」のプロモーションビデオから生まれたものだという。

 米紙「ニューヨーク・ポスト」によると、ディアスは「(OMGパフォーマンスは)ヒットかホームランを打った時しか、私たちはやらないから、彼は一線を超えた。彼がやりたければ、それで結構だ。でも、私たちが、今後何日で何かやっても、彼は文句を言えないね」と“報復”を示唆した。

 一方のアダムズは「正直言って(ピンチを)切り抜けられたことに驚いていたから、見上げて手を振ったんだよ。『OMG!(何てこった!)』って感じだったね」などと説明。さらに「あの曲はイケているよ。イグレシアスもいい奴だし。誰も傷つけていないことを祈っている。ただ楽しんだだけさ」と語った。また、アスレチックスのマーク・コッツェイ監督は「オースティン(アダムズ)は感情的な男だ。彼が感情を剥き出しにしながら投げている姿は見ていて楽しいし、相手からしたらそうではないだろう」と問題視していないようだった。

 ディアスの発言に、ファンは冷ややか。「一線を超えた? そんなのどうでもいい。試合に勝て」「他人にばかり構っているから、いつも勝てないんだ」「エドウィン、黙れ」「エドウィンのことは好きだけど過剰反応だ」「やめてくれ」「この男のせいで、このチームはMLBの笑い者だ」「勝てばいいだけ」とSNSにはコメントが並んだ。メッツはこの試合に4-9で敗れており、2022年オフにメッツと5年1億200万ドル(約150億円)で再契約を結んだディアスに批判の矛先が向けられた格好だ。

【実際の映像】メッツの守護神は不快感 アスレチックス右腕がマウンド上で見せたパフォーマンス

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