ベッツは“オバケ”で宿泊拒否 ド軍宿舎に残る323億円男の伝説「すごい額を請求された」
ド軍OBで解説マンデー氏が明かす伝説「部屋に持ち帰っていたバットを」
ドジャースは12日(日本時間13日)から敵地・ミルウォーキーでブルワーズ4連戦に臨んでいる。ムーキー・ベッツ内野手はチームが滞在する「ザ・フィスターホテル」への宿泊を拒否。同ホテルは幽霊が出るという噂があるが、14日(同15日)の試合中には地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」が新人選手を襲った“悪夢”を紹介した。
その新人選手とはエイドリアン・ベルトレ。レンジャーズなどで通算3166安打、477本塁打を放って2024年に米国野球殿堂入りしたが、ドジャースでデビューした1998年のミルウォーキー遠征中に“事件”は起きた。球団OBで解説のリック・マンデー氏が明らかにした。
「新人が昇格すると、ベテラン選手はこのホテルの話を始める。何年も前、そのルーキーの1人はエイドリアン・ベルトレという名前でした。選手たちはホテルにチェックインして、オバケの話をし続けたんです。ホテルでね。ある日、ベルトレは何か音がしたような気がして、部屋に持ち帰っていたバットを、自分が見ていたと思っていたものに向かって振り回した。それでランプ1つとテレビ1台を壊してしまって、チェックアウトする時にものすごい額を請求されたんです」
生涯年俸2億1914万ドル(約322億5500万円)を稼いだベルトレだが、新人だった1998年は年俸17万ドル(約2500万円)だった。1893年にできた老舗ホテルについて、マンデー氏は「あのホテルでは廊下で寝たという選手が複数いますよ」と明かしていた。
(Full-Count編集部)