苦渋の決断…戦線離脱のド軍エースは「とても失望していた」 指揮官は最短復帰を期待

ドジャースのタイラー・グラスノー【写真:Getty Images】
ドジャースのタイラー・グラスノー【写真:Getty Images】

18日に登板予定だったグラスノーが負傷者リスト入り

【MLB】ドジャース 7ー6 カージナルス(日本時間17日・セントルイス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は16日(日本時間17日)、右肘腱炎で負傷者リスト(IL)に入ったタイラー・グラスノー投手について「我々の期待としては、2週間くらいだと思っている」と早期復帰を願った。

 30歳のグラスノーは今季22試合登板して9勝6敗、防御率3.49。前回11日(同12日)の本拠地・パイレーツ戦では7回5安打2失点と好投。勝ち負けはつかなかった。7月上旬には腰痛のためIL入りしており、今季2度目の戦線離脱となった。

 指揮官はグラスノーの様子について「とても失望していた。彼は投げたいと思っていたから」と明かした。一方で「もし明日先発登板することになったら、私はハラハラしていただろう」と状態を説明。「(明日登板することは)彼にとってもチームにとってもいいことではないと思う」。苦渋の決断でILに入れた。

 また、当初グラスノーが先発予定だった17日(同18日)の敵地・カージナルス戦にはボビー・ミラー投手が先発登板することを明らかにした。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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