世界2位の実力…関東一チアが“不在” 準々決勝は応援できず「大会が近いので…」
準々決勝で東海大相模と対戦した関東一
第106回全国高校野球選手権大会は19日、大会第12日が行われ、第1試合では関東一(東東京)と東海大相模(神奈川)が対決した。一塁側の関東一アルプスは、大盛り上がりの3回戦とは少し様子が違っていた。
10日に行われた明徳義塾(高知)との3回戦では、高音を響かせるトランペットが話題の吹奏楽部と、世界学生チアリーディング選手権で2位となった実力を誇るチアリーディング部が力を合わせた。しかし、この日はチアリーディング部が不在。次に来られるのは決勝が予定されている23日だという。
関東一の近藤修一郎教諭は「今日は大会が近いので来られないんです。準決勝も来られないですね。決勝まで勝ち上がったら来られます」と話す。
この日は、吹奏楽部はOBを含めた93人が来場。16日に関東に接近した台風7号の影響も受けることなく、生徒も約300人が応援に駆けつけている。
東海大相模を破ればオコエ瑠偉外野手(現巨人)らを擁した2015年以来9年ぶりの4強進出となる。また大応援団の後押しを受けるために、負けるわけにはいかない。
(上野明洸 / Akihiro Ueno)