骨折してもスタメン出場「何てヤツなんだ…」 フリーマンに日米衝撃「鉄人すぎる」
フリーマンは今季116試合に出場、出塁率.391はナ・リーグ1位
【MLB】ドジャース ー マリナーズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャースのフレディ・フリーマン内野手が19日(日本時間20日)、右手中指を亀裂骨折していることをデーブ・ロバーツ監督が明かした。ただ、本拠地で行われるマリナーズ戦には「3番・一塁」でスタメン出場。衝撃の事実に日米ファンは「彼こそ頼れる男だ!」「鉄人すぎる」と称賛の声を送っている。
フリーマンは17日(同18日)の敵地・カージナルス戦に「3番・一塁」で出場したが、守備中に打球を右手に受けて途中交代していた。指揮官はX線検査で骨に異常がなかったことを明かしつつも「現在バットが握れない状態」とし、フリーマンは18日(同19日)の試合を欠場。この日に亀裂骨折が判明した様子だ。
負傷者リスト(IL)入りの可能性も報じられていたが、当面は離脱しない模様。2010年のメジャーデビューから長期離脱をすることがほぼなく、年間145試合以上は通算10回を数える“鉄人”。今季は三男・マックスくんが急に手や足に力が入らなくなる「ギラン・バレー症候群」を発症し、「家族緊急リスト」入りしてチームを離れたことはあったが、それ以外は出場を続けている。
骨折しても出場を続ける2020年MVPにファンも唖然とした様子。「フリーマンは様々なレベルで尊敬に値する。古いタイプの選手であるというのは氷山の一角に過ぎない」「リスペクト」「フレディはホンモノ」「離脱したら困るけど無理してほしくもない……」「何てヤツなんだ…」「いま抜けたらチームは激痛だからなぁ」などと声が寄せられている。
フリーマンは今季116試合に出場し、打率.292、17本塁打、72打点、OPS.879をマーク。出塁率.391はナ・リーグベストと、チームに欠かせない数字を残している。
(Full-Count編集部)