高卒24歳でMLB移籍を…NPB選手会の“訴え”が米話題、海外FA取得6年を希望か

米メディアが日本プロ野球のFA制度に言及
米メディアが日本プロ野球のFA制度に言及

MLB選手会クラーク専務理事「FAにより早くなれるようにするため」

 早期のメジャー移籍は実現するのか。米メディア「ジ・アスレチック」は「FAにより早くなれるようにするため、日本プロ野球選手会は法的な異議申し立ての準備をしているところだ」と伝えている。

 MLB選手会のトニー・クラーク専務理事は今年7月に来日し、労組・日本プロ野球選手会の臨時大会に出席した。海外FA権取得は145日以上の1軍登録が9シーズンに到達することが条件。海外FA権を行使してのメジャー移籍は、最短で高卒は27歳、大卒は31歳シーズンで取得見込みとなっている。海外FA権を持たない選手はポスティングシステム(入札制度)を利用することができるが、球団が認める必要がある。

 一方、メジャーでは6年在籍するとFA権が与えられる。同メディアは「NPBの選手たちはMLBで実施されている状態を求めている」として、6年での海外FA権取得を希望していると伝えた。さらに日米球界の違いを指摘。球団が「ほとんどの権力」を持っているとし、「日本の労働組合は一般的に米国ほど力を持っていない」とも報じている。

(Full-Count編集部)

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