大谷翔平の「40-40」記念球は“行方不明” 敵軍野手が客席に投げ入れ…本人も「わからない」
サヨナラ満塁弾で達成も…レイズのシリが観客席に投げ入れ
【MLB】ドジャース 7ー3 レイズ(日本時間24日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地でのレイズ戦で自身初となるサヨナラ満塁本塁打を放ち、史上6人目の40本塁打&40盗塁を達成した。劇的な一発に本拠地は大歓声に包まれたが、球団関係者によると、記念球は手元に戻ってきていないという。
「1番・指名打者」で出場し、同点の9回2死満塁の第5打席だった。初球を振り抜くと、バックスクリーン右へ飛び込むアーチ。大谷は右手を挙げ喜びをあらわ。ホームへ戻るとナインから祝福された。
4回には40盗塁に到達しており、「40本塁打、40盗塁」の快挙を達成。この日が今季126試合目で、これまでの最速記録だったアルフォンソ・ソリアーノの147試合を大幅に更新した。しかし、右翼席へ飛び込んだ記念球は一度、グラウンドに跳ね返ったが、中堅のホセ・シリ外野手がスタンドに再び投げ返してしまったという。
試合後、報道陣の取材に応じた大谷はボールについて「わからないです。今(試合が終わってから)そのまま来たので」と話していた。ただ、関係者によるとまだ戻ってきておらず、行方不明となっているとのことだった。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)