大谷翔平、記録より喜んだ「1勝」 6度も口にした勝利への思い…試合後一問一答
満塁弾は今季初、サヨナラHRはキャリア初「打席では何も考えずに」
【MLB】ドジャース 7ー3 レイズ(日本時間24日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地でのレイズ戦に「1番・指名打者」で出場。自身初となるサヨナラ満塁本塁打で、史上6人目となる40本塁打&40盗塁を達成した。試合後、クラブハウス前で報道陣に応じた一問一答は以下の通り。
――クラブハウスの反応はどんな感じだった
「みんなお祝いしてくれて。お風呂から上がってきてそのままお祝いしてくれました」
――ホームランを狙っていたか
「ヒットでも、フォアボールでもいいので、そういう気持ちでいきました」
――フェンスを越えた瞬間
「最初分からなかったので、(外野手が)触っているか、フェンスに当たっているか。審判が(手を)挙げてくれて分かりました」
――40-40という記録について
「(あと)何本くらいかなというのは知っていたけど、それが目的にならないようにしっかりと勝つための手段としてやりたいなと思っていた。盗塁に関しては失敗しないことをまず第一に考えながらやりたいと思います」
――走塁の成績向上の要因
「ドジャースに来てからいろんな人と話して、積極的に次を狙っていく姿勢を作りたいなと思っていましたし、自分の足を生かす方法を探しながらコーチの人とコミュニケーションをとるのが一番かなと思います」
初のサヨナラ弾「トップクラスの思い出に」
――50-50も狙える位置にいるが、意識は。
「その数が増えるということは、勝つ確率も高くなるということなので、自分の数字が上がってくると同時にチームが勝てるように、頑張りたいなと思います」
――9回裏のあの状況で、HRを打ったら~と考えたか。
「そんな余裕はなかったですね」
――今日のホームランはキャリアの中でどんなものだった
「トップクラスの思い出になりましたし、もっともっとこれから勝って、その記録を塗り替えられるように頑張りたい」
――サヨナラ後の場内の雰囲気、MVPコールもあった
「うれしかったですね。何より1試合1試合大事な試合なので、そこで勝てたというのはよかったなと思います」
――これまでパフォーマンスが勝ちに結びつかなかったこともある。直接勝ちにつながる状況はどう感じるか
「もちろんチームスポーツなので、みんなが自分自身の役割を重ねていく。今日は最後僕が打ちましたけど、そこまでのチャンスを作ってくれる作業が必要なので、そういう意味ではそういう人たちのおかげで打てたというのは一つ自信になりますし、チームが変わってもやることは変わらないので、自分の役割というのをしっかりやりたい」
――期待される中での一発
「うれしいより、ホッとした感じ。勝てて打ててよかったなと、入った瞬間はそんな感じだった。興奮というよりかはホッとした感じのほうが強かったです」
――盗塁の成功率の高さ。
「失敗というかリスクをしっかり考えて、場面もそうですけど自分がいけると思ったときにチャンスを作れるのが一番大事だと思うので。その結果、成功率が高いというのはいいことだと思います」
チームメートに水をかけられ「単純に凄くうれしかった」
――これまでチャンスが打てなかった。今日チャンスで打てたこととの違いは
「ここ数日は見え方がいいので、自分自身の調子が一番」
――ボールは戻ってきたか
「ちょっと分からないです」
――サヨナラは初。40-40がかかった、満塁という場面でのホームラン。できすぎという思いは
「サヨナラが初めてだというのはあまり分からなかった。自分の中では打ってるものだと思っていました」
――チームメートから水をかけられたときの思いは
「単純に凄くうれしかったですね。勝てたというのが何より、僕自身うれしかった」
――レイズ戦では相性がいいように思うが
「相性というかたまたまだと思いますし、トップクラスのピッチャー陣を毎年揃えている。たまたまそういう風になっていると思います」
(Full-Count編集部)