巨人、リーグ60勝一番乗り 坂本勇人が値千金弾、菅野智之が12球団トップの12勝目
6回まで無安打に封じられるも…坂本が7回に先制の5号2ラン
■巨人 2ー0 中日(25日・東京ドーム)
巨人が25日の中日戦(東京ドーム)に2-0で勝った。6回まで左腕・大野にノーノーに封じられていたが、7回に坂本勇人内野手が勝ち越しの5号2ランを放った。セ・リーグ60勝一番乗りを果たした。
6回まで無安打だった巨人打線が7回に目覚めた。先頭のココ・モンテス内野手が初安打。1死後、坂本が同学年の大野から貴重な一発を放った。大野の142キロを捉えて左翼席に運んだ。その瞬間、東京ドームは騒然とした雰囲気に包まれた。
坂本にとっては6月14日の日本ハム戦以来72日ぶりの一発。7月12日に1軍再昇格後、初本塁打だった。今季打率は.238だが、貴重な一振りで勝利に導いた。
投げては菅野智之投手が快投を見せた。8回途中に降板するまで104球を投げて5安打8奪三振で無失点。自身5連勝で、両リーグを通じて単独トップの12勝目(2敗)をあげた。
24日時点で首位・広島とのゲーム差は2。ナイターで阪神と対戦する首位球団にプレッシャーをかけた。何度も優勝を経験しているベテランの躍動で快勝。4年ぶりVへ、チームの士気も高まる1勝となった。
(Full-Count編集部)