無人の一塁へ送球…まさかの幕切れに米大騒ぎ 泣き崩れる少年「信じられない結末」
一塁のカバーが誰もおらず「なんてことだ」
リトルリーグワールドシリーズの決勝が25日(日本時間26日)に行われ、フロリダ代表がチャイニーズ・タイペイ代表に1-0で勝利した。最後は悲劇的な結末でサヨナラが決まり、そのシーンの動画が「なんてことだ」「信じられない結末」と注目が集まった。
試合は延長戦となり、フロリダ代表は無死二塁から一塁線にバント。投手が一塁に送球するも、二塁手がベースカバーに入っておらず、ボールは一塁ファウルグラウンドへ。二走がホームインしてサヨナラとなった。
フロリダの選手が大喜びするなか、チャイニーズ・タイペイの選手たちはまさかの幕切れに呆然。泣き崩れる選手もいた。米放送局「ESPN」がX(旧ツイッター)に動画を公開すると、瞬く間に拡散。「投手はカバーがいると思っていたはずだ」「残酷な負け方です」「選手たちはこんな結末を想像できなかっただろう」「こういう経験はさらに成長させるきっかけになる」「こういう負け方をした子達は強くなる」などと多くのコメントが寄せられている。
同大会は、2012年には当時東京北砂リトルに所属していた清宮幸太郎(現日本ハム)が出場して優勝。日本はチャイニーズ・タイペイに次いで2位となる11回の優勝を果たしている。