甲子園で「まさかすぎる」曲 企業に申請→即承諾で実現「さすがにおもろい」

西日本短大付属ナイン【写真:加治屋友輝】
西日本短大付属ナイン【写真:加治屋友輝】

夏の甲子園大会を振り返る…西日本短大付属はまさかの1曲を採用

 第106回全国高校野球選手権大会は、17日間熱戦が繰り広げられ、京都国際の初優勝で幕を閉じた。プレーだけでなく、アルプススタンドで行われる応援も高校野球の醍醐味の一つ。各校が初登場する大会序盤には、新曲や独特な応援歌が披露されて話題を集めた。福岡代表の西日本短大付属は、“独自の一曲”でファンを沸かせた。

 金足農(秋田)との1回戦で演奏されて話題となったのは、にしたんクリニックのCM「タンバリンダンス篇」で使われている一曲だ。「西短(にしたん)」の通称で知られており、“にしたんコラボ”となった。

「にしにしたんた~ん」という応援に、X(旧ツイッター)では「やったらおもろいなーと思ってたら、マジで西短がにしたんやってるのめちゃワロタ」「これさすがにおもろい」「新庄監督の母校、面白すぎでしょ」「この選曲はまさかすぎる」と注目を集めた。

 この“コラボ”は、にしたんクリニックの許可のもと行われており、同クリニックを運営する「エクスコムグローバル」社によると、ホームページに楽曲を応援に使用したいという問い合わせが届いていたという。

 担当者は、「凄く面白いと思い、芸能事務所との確認を行い、使用許可の連絡と譜面の提供を致しました」とすぐさま承諾。「その後も、SNSで演奏動画が拡散され、多くのメディアで取り上げて頂き、反響の大きさに驚いています」と話した。3回戦で敗れた際は公式Xで「最後まで勝ちにいく姿、カッコ良かった! 胸熱で感動でした」とメッセージを送った。

 チームは甲子園で2度勝利。3回戦では京都国際に敗れたものの、同校OBの日本ハム・新庄剛志監督も観戦に訪れるなど、注目を集めた1校となった。

(Full-Count編集部)

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