大谷翔平の“限定人形”めぐり球場大混乱 異例の開門早め…もらえずブーイングも
限定4万人にデコピンボブルヘッドが配布される
【MLB】ドジャース ー オリオールズ(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャースは28日(日本時間29日)、本拠地・オリオールズ戦で大谷翔平投手と愛犬「デコピン」のボブルヘッド(首振り人形)を配布した。先着4万人に配られるお宝欲しさにファンが殺到。通常より開門が2時間早まる事態となった。
この日、試合開始の12時間前、午前7時から並ぶファンも。限定4万人で大谷がデコピンを抱えているデザイン。通常の試合では午後5時開門だが、この日は午後3時に早まった。試合開始4時間以上前から大渋滞ができ、球団スタッフが出勤できなく、デーブ・ロバーツ監督が乗せる場面もあったという。
第1回配布の5月16日(同17日)は当時MLB今季最多となる5万3527人が詰めかけた。前回は限定1700体のグレーユニホームが配布されたが、今回は金のボブルヘッドが限定で配られている。トップデッキでは午後5時半時点で在庫がなくなり、並んでいたファンからはブーイングや日本語で「マジかよ」と声が漏れた。
試合当日にはチケット代が最低130ドル(約1万8720円)と高騰。ヘリコプターで空撮するなど、異例の事態となっていた。大谷はこの日、デコピンと出勤していた。
(Full-Count編集部)