実況を22秒間黙らせた大谷翔平の42号 愛犬始球式→技あり弾は「最高の瞬間の1つ」
大谷と愛犬のボブルヘッドを4万人に配布、始球式はデコピンが務めた
【MLB】ドジャース ー オリオールズ(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地で行われたオリオールズ戦の初回に今季42号ソロ放った。初回いきなり魅せた先頭打者弾。地元の実況も22秒間沈黙するほど衝撃の一発だった。
「1番・指名打者」で先発出場した大谷の、初回の第1打席だった。右腕コービン・バーンズがカウント1-2から投じた87.4マイル(約141キロ)のスライダーに体勢を崩されながら右翼席まで運んだ。
この日は大谷と愛犬・デコピンのボブルヘッドが先着4万人に配布され、球場は早くから長打の列ができた。始球式にはデコピンが登場し、ボールをくわえて大谷に届ける光景も。そしていきなり1打席目に豪快なアーチを描いた。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況ジョー・デービス氏は「ホームランです!」と言った後、22秒間も沈黙。「これはアンビリーバブルにも程がある」と驚いている様子だった。
また解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「彼はフルスイングで本当に力強く打ちます。不完全なスイングでも、本当に遠くまで飛ばします。彼の中ではベストスイングではなかったですが、ドジャースの選手として、彼にとっての最高の瞬間の1つです」と称えた。
(Full-Count編集部)