大谷から“勧誘”も侍入りならず「凄くガッカリした」 日系野手が明かした内幕

ガーディアンズのスティーブン・クワン(左)とドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ガーディアンズのスティーブン・クワン(左)とドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

日系3世クワンは2022年9月に大谷から侍入りを打診された「100%事実」

 もし、侍ジャパンで大谷翔平投手とプレーできていたら……。ガーディアンズの日系3世、スティーブン・クワン外野手はインタビューに応じ、侍ジャパンへの思いを語った。MLB公式X(旧ツイッター)が伝えている。

 母方の祖父母が山形出身のクワンは2022年9月、当時エンゼルスに所属していた大谷から試合前のウォームアップ中にグラウンドで“スカウト”を受けた。「事実だよ。100%事実。関係者の人たちと話をすることがあったんだ。その時、僕は『(代表入りなら)素晴らしいことだし、連絡を取り合おう』という感じだった。そしたら彼が話しかけてきて。僕はスターに夢中な人みたいになっていたね」。大谷からの直接スカウトに興奮したようだ。

 ただ、WBC特有の規定があり、クワンは「親のどちらかが当該国籍を持っている」「親のどちらかが当該国で生まれている」といった出場資格には満たなかった。「残念ながらうまくいなかったから、凄くガッカリしたよ。でも、もしまた次回チャンスがあれば、(侍ジャパンの一員として)是非プレーしたいね」。

 次回大会は2026年。現状の大会規定では侍ジャパンのメンバーとして出場できないが、緩和されることはあるのか。

(Full-Count編集部)

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