清宮が3ラン…西武、CS可能性消滅 ロッテ・佐々木が鷹を7回0封、30日パ・リーグ結果

ソフトバンク戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】
ソフトバンク戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】

オリ曽谷は7月2日以来となる6勝目

 パ・リーグ公式戦が30日、3試合が行われた。ロッテはソフトバンクに6-2で勝利。日本ハムは5-2で西武を下し、オリックスは2-0で楽天から勝利した。

 ロッテ先発の佐々木朗希投手は、2回以降は2塁を踏ませない投球を披露。6回表には3者連続空振り三振を奪った。7回に2死からピンチを迎えたが、7回101球3安打2四球7奪三振無失点でマウンドを降りた。

 打線は2回に安田尚憲内野手、藤原恭大外野手の適時打で2点を先制。その後も効果的に得点を加えた。9回に東妻勇輔投手が山川穂高内野手の29号2ランで2失点も、リードは変わらず試合終了。佐々木が7勝目をマークした。

 敗れたソフトバンクは、先発の有原航平投手が5回97球8安打2四死球3奪三振5失点(自責点4)の内容。打線も5安打2得点に終わり、カード初戦を落とした。

 日本ハムは3回に清宮幸太郎内野手の10号3ランで先制に成功。先発の加藤貴之投手は、走者を背負いながらも5回まで無失点でつなぐ。6回に2点を返されたが、6回90球8安打1死球3奪三振2失点(自責点0)でマウンドを降りた。

 打線は直後の7回に郡司裕也捕手の適時二塁打で2点を追加。以降は生田目翼投手、宮西尚生投手、柳川大晟投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、5-2で試合は終了した。加藤貴が8勝目をマーク、清宮は3年連続3度目の2桁本塁打を達成している。

 敗れた西武は、先発の松本航投手が3回43球1安打4四球3失点で8敗目。打線は相手を上回る9安打も2得点に留まった。これで今季のBクラス以下が確定した。

 オリックスは初回、森友哉捕手の犠飛で1点を先制し、5回にも得点した。先発・曽谷龍平投手は、走者を出しながらも粘りの投球を披露。6回には1死満塁のピンチを背負うも、後続を打ち取り、6回85球6安打無四死球4奪三振無失点でマウンドを降りた。

 その後はブルペンがゼロに抑えて試合終了。曽谷は7月2日以来となる6勝目を挙げた。一方敗れた楽天は、先発・藤井聖投手が7回104球7安打1四球2失点の内容。打線は、相手打線を上回る10安打を記録したものの、好機を生かすことができなかった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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