西武CS完全消滅…8月でBクラス確定 渡辺監督代行は“謝罪”「私の力不足しかない」
日本ハム戦に2-5で敗戦…2年ぶりCS進出は8月で幻に
■日本ハム 5ー2 西武(30日・ベルーナドーム)
西武は30日、ベルーナドームで行われた日本ハム戦に敗れ、同カード5連敗を喫した。これでシーズン4位以下が確定し、クライマックスシリーズ(CS)の進出可能性は消滅。渡辺久信監督代行は「私の力不足しかない」と“謝罪”した。
2018年ドラフト1位で入団した27歳の松本が先発するも、3回に四球で走者を出し、清宮幸太郎内野手に先制の3ランを浴びた。この回限りで降板。球団を通じて「短いイニングでマウンドを降りてしまい、チームや中継ぎの方に申し訳ない気持ちです。先頭打者への四球だったりと自分のリズムで投げることができませんでした。慎重になり過ぎてしまった部分は反省点です。もう少し大胆に攻めてもよかったと思います」とコメントした。
打線も噛み合わなかった。先頭打者が5度出塁したが、3度の併殺打。相手を上回る9安打を放ちながらも2得点で終わった。これで今季は117試合で36勝79敗2分。CSの進出可能性が消滅した。
試合後の取材に応じた渡辺監督代行は「私の力不足しかない」と“謝罪”した。「この時期に可能性なくなるのはなかなかないですし、本当に悔しい。応援してくれるファンに申し訳ない。これから、モチベーションを見つけて最後まで戦っていきたい」と言葉を絞り出した。
2023年は5位に沈み、復活を目指した今シーズンだったが投打ともに低調。松井稼頭央監督が開幕45試合で休養し、交流戦から渡辺監督が代行したものの、浮上することはできなかった。
(Full-Count編集部)