大谷翔平44号からMVPトリオ3者連発 敵地解説も憤り「なんで勝負するんだ」

44号を放ったドジャース・大谷翔平(右)【写真:Getty Images】
44号を放ったドジャース・大谷翔平(右)【写真:Getty Images】

大谷の44号先頭打者弾からベッツ14号、フリーマン19号

【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間1日・フェニックス)

 ドジャースのMVPトリオが衝撃の3者連発だ。大谷翔平投手、ムーキー・ベッツ外野手、フレディ・フリーマン内野手が8月31日(日本時間9月1日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦で初の3者連続本塁打。敵地ファンを騒然とさせた。

 ド派手な幕開けだった。大谷が2試合連発の44号先頭打者弾を放つと、ベッツは左中間へ14号ソロ。右手中指を亀裂骨折しているフリーマンも右中間19号ソロで続いた。敵地放送局「ダイヤモンドバックスTV」の実況のスティーブ・ベルティオーム氏、解説のボブ・ブレンリー氏を驚かせた。

 実況「信じられません。ドジャースは試合開始から3者連続本塁打」

 解説「もしかしたら3人とも歩かせて、テオスカー・ヘルナンデスと勝負した方が良かったかもしれません」

 大谷の先頭打者弾を放った直後、ベルティオーム氏は放送席で一瞬の沈黙。「ああ、彼は確かにショーだ」とうなっていた。解説のブレンリー氏は「“だいたい彼となんで勝負するんだ”と思っているファンがいるでしょうね」とダイヤモンドバックスファンの思いを代弁。いよいよ止められなくなっていた。

(Full-Count編集部)

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