大谷翔平が「空を削り取った!」 米放送局も大興奮…衝撃の弾道にOBも愕然
大谷翔平が初回先頭打者弾で今季44号を放った
【MLB】ドジャース 8ー6 Dバックス(日本時間1日・フェニックス)
ドジャースの大谷翔平投手が8月31日(日本時間9月1日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席でバックスクリーンへ豪快な44号ソロを放った。豪快弾に、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」では「空を削り取った!」と興奮気味に紹介されていた。
実況を務めるジョー・デービス氏は打球が飛んだ瞬間に「高く舞った打球。中堅方向に真っすぐ。空を削り取った! マーベラス! 毎晩が特別な楽しみ。毎晩、歴史です。ショウヘイ・オオタニの偉大さよ」と声を大にした。
さらに解説を務めるオーレル・ハーシュハイザー氏は「昨日(30日、同31日)彼は逆方向に(本塁打を)打ちました。(その時)彼は入るとわかっていました。彼は、バットを(打席を出てから)途中まで抱えていました。そして小走りし、打球を見届けました。彼は今回、中堅方向に飛ばして、(スタンドに)入るとわかっていました」と“確信歩き”に驚いた表情だった。
大谷の先頭打者弾は今季5本目で自身11本目。打球速度108.9マイル(約175.3キロ)、飛距離420フィート(約128メートル)、角度35度。8月28日(同29日)のオリオールズ戦で記録したばかりで、3試合ぶりの先頭打者アーチとなった。
大谷のアーチからムーキー・ベッツ外野手、フレディ・フリーマン内野手も本塁打を放ち、衝撃の初回先頭から3連発。MVPトリオのアーチ競演は初めてで、MLB公式のサラ・ラングス記者によれば、試合開始即の3連発はドジャース史上初の快挙となった。
(Full-Count編集部)