エ軍本拠地“凱旋”も…大谷翔平は「休みにしようと」 指揮官ジョーク「彼は問題ない」

試合前、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】
試合前、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】

ロバーツ監督がジョークも…エ軍ファンは「感謝の気持ちで受け入れる」

【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間3日・フェニックス)

 ドジャースは3日(日本時間4日)から敵地でエンゼルス戦に臨む。大谷翔平投手にとって、移籍後初となるエンゼルスタジアムでの公式戦。2日(同3日)、デーブ・ロバーツ監督は「明日は彼を休みにしようとも考えている」とジョークを飛ばした。

 メジャー移籍した2018年から6年プレーした愛着ある球場に戻ってくる。3月26日(同27日)のオープン戦では、初回に2018年のメジャー1号から昨季のMVP受賞までを称える映像が流れる粋な演出がなされた。観客はスタンディングオベーションで大谷もヘルメットを取ってそれに応じた。

 6月にドジャースタジアムで行われたエンゼルス2連戦では2連発。当時、古巣との対戦については「エンゼルスタジアムに行けばまた違うのかなと思います」と話していた。ロバーツ監督も2日(同3日)の試合前取材で「多少感情的なことにもなるのは間違いないだろうが、(アナハイムに)戻っても彼は問題ないだろうし、我々が試合に勝つための手助けをしてくれるだろう」と期待していた。

 大谷はエンゼルスでの6年間で2度のMVPを獲得したがチームは一度もプレーオフに進出することはできなかった。「チームが試合に勝てなかったことと、彼のパフォーマンスは関係ない。彼はそのフランチャイズのために多くのことをした。そのため(エンゼルスの)ファンは感謝の気持ちで受け入れるだろう」と指揮官は続けた。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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