大谷に強烈ハイタッチ…ベッツが“怒りのHR” 指揮官同情「敬遠されたら感情にくる」

エンゼルス戦で3ランを打ったムーキー・ベッツを出迎えるドジャース・大谷翔平(左)【写真:Getty Images】
エンゼルス戦で3ランを打ったムーキー・ベッツを出迎えるドジャース・大谷翔平(左)【写真:Getty Images】

延長10回…大谷敬遠直後にベッツが3ラン

【MLB】ドジャース 6ー2 エンゼルス(日本時間4日・アナハイム)

 ドジャースは3日(日本時間4日)、敵地でのエンゼルス戦に6-2で勝利した。延長10回に2死二塁から大谷翔平投手が敬遠されるも、ムーキー・ベッツ内野手が3ランを叩き込んだ。試合を決定づけた場面に、デーブ・ロバーツ監督は「(あの場面に)正解、不正解はない。行くも地獄、戻るも地獄だ」と、エンゼルスに“同情”した。

 ドジャースは1点を追う3回に大谷、ベッツ、フレディ・フリーマン内野手の3連打などで2得点して逆転。5回に1点を返されると、試合はそのまま延長戦までもつれ込んだ。

 延長10回、ドジャースはミゲル・ロハス内野手の適時打で1点を勝ち越し。その後、2死二塁で大谷に打席が回るも、エンゼルスは申告敬遠を選び、スタンドにいた多くのドジャースファンからブーイングが沸き起こった。その直後、ベッツは初球をスタンドに運び、試合を決定づけた。ベッツはホームインすると、胸に秘めていた思いを表すように大谷に強めのハイタッチ。ベンチ前では言葉を叫んでいた。

 ロバーツ監督は大谷の敬遠について問われると、「間違いなく結果に満足しているよ。ムーキー(ベッツ)の大きな一打だった」とご満悦。「敬遠されたら(誰だって)感情にくるものがある」とベッツの心情を慮った。

(Full-Count編集部)

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