大谷翔平が迫る名門140年史の“頂点” 早くも歴代6位浮上…94年ぶり更新射程圏

エンゼルス戦で三塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス戦で三塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷は三塁打を放ち今季長打が81…球団記録は1930年のベーブ・ハーマンで94

【MLB】ドジャース 6ー2 エンゼルス(日本時間4日・アナハイム)

 ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)の敵地・エンゼルス戦で4打数1安打。3回に今季7本目となる三塁打を放った。これで今季の長打数は81。球団記録は94で、歴代最多に着々と迫っている。

 大谷は1点を追う3回1死一塁で、昨年までの同僚デトマーズから右翼線で弾丸ライナーの適時三塁打。今季打点を99とした。今季長打数は81(44本塁打、7三塁打、30二塁打)となり、ナ・リーグ断トツだ。

 ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏はX(旧ツイッター)を更新。81長打はドジャース史上の6位の数字であると伝えた。

 ハリス氏によると、歴代1位はブルックリンに本拠地があった1930年にベーブ・ハーマンが記録した94長打(35本塁打、11三塁打、48二塁打)。ロサンゼルスに本拠地を移して以降ではフレディ・フリーマン内野手が昨年記録した90長打(29本塁打、2三塁打、59二塁打)が最多だという。

 大谷の年間長打ペースは、ハーマンに並ぶ94。歴代最多更新を射程圏に捉えている。ここまで「44本塁打&46盗塁(44-46)」で、前人未到の「50-50」に近付きつつある大谷。レギュラーシーズン残り23試合で、どこまで数字を積み上げるだろうか。

(Full-Count編集部)

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