今永昇太、継投ノーヒッターで12勝目 7回無安打無失点の好投、日本人歴代7位タイに
本拠地・パイレーツ戦で7回無安打無失点
【MLB】カブス 12ー0 パイレーツ(日本時間5日・シカゴ)
カブスの今永昇太投手は4日(日本時間5日)、本拠地・パイレーツ戦で7回無安打無失点と好投し、今季12勝目を挙げた。日本投手が1年目に12勝を挙げるのは2023年千賀滉大(メッツ)に並んで日本人歴代7位。チームは継投によるノーヒットノーランを達成し、連敗を2で止めた。
今永は走者を出しながらも粘った。初回、失策で出した1死一塁では遊ゴロ併殺打に。2回は2四球も痛打を許さなかった。3回から3イニング連続で3者凡退。6回は味方の2失策で得点圏に走者を背負ったが、ピンチで脱した。7回95球(ストライク66球)を投げて無安打無失点。7奪三振2四球だった。防御率2.99。
今永はDeNA時代の2022年6月7日の日本ハム戦(札幌ドーム)で自身初のノーヒットノーランを達成している。渡米後初の偉業はお預けとなったが、31歳初登板で好投した。前々回8月24日(同25日)の敵地・マーリンズ戦から自身3連勝となった。
チームは8回ピアソン、9回ホッジも無安打でつないだ。ノーヒットノーランは球団史上18度目。継投ノーヒッターは球団2度目で、2021年6月24日(同25日)のドジャース戦以来だ。打線も3本塁打を含む17安打で12得点を奪った。なお、「3番・指名打者」で先発出場した鈴木誠也外野手は4打数2安打で3試合ぶりマルチ安打をマーク。打率.277に上げた。
(Full-Count編集部)