元ド軍内野手に悲劇「お祓い行けよ」 顔面激突で退場…お粗末守備に日米嘆き
ドジャースから“大苦戦”のWソックスに移籍していたバルガス
【MLB】オリオールズ 9ー0 Wソックス(日本時間4日・ボルティモア)
ホワイトソックスのミゲル・バルガス内野手が、激動のシーズンを送っている。強豪ドジャースから歴史的な苦戦を強いられているホワイトソックスに移籍。3日(日本時間4日)のオリオールズ戦では、フライを追って外野手と激突し、負傷退場のアクシデントに見舞われた。
4点ビハインドの2回の守備で、2死満塁から三塁後方へのフライを追い、左翼手のエロイ・ヒメネスと激突。バルガスはヒメネスの左肩に顔面を強打し、倒れこんだ。ボールはファウルグラウンドを転々として走者3人が生還した。記録はバルガスのエラーとなり、バルガスは負傷退場となった。
バルガスはトレード期限が迫った7月29日(同30日)にカージナルスと3球団のトレードでホワイトソックスへ移籍。地区首位から球界最低勝率へ、チーム状況はガラリと変わった。今季のホワイトソックスはア・リーグ記録の21連敗を喫するなど、歴史的な低迷となっている。3日(同4日)も0-9と惨敗し、今季3度目となる12連敗を喫した。
21連敗を喫した際には、ベンチに座り込んで呆然とする様子が中継に映されて話題になっていたバルガス。今回のアクシデントには日米のファンからコメントが寄せられ、「彼が大丈夫だといいんだけど!」「このチームは今後何十年も語り継がれるだろう」「まさにホワイトソックス全開って感じだね」「かわいそうなバルガス、あのトレードはドジャースにとっては大きな勝利だったが、彼にとってはひどいものだった」「バルガス……心身ともに大丈夫かな」「お祓い行けよ」と心配する声があがっていた。