エンゼルス、9年連続負け越し決定 大谷翔平移籍後も浮上できず…メジャー最長更新

レンジャーズ戦の指揮を執ったエンゼルスのロン・ワシントン監督【写真:ロイター】
レンジャーズ戦の指揮を執ったエンゼルスのロン・ワシントン監督【写真:ロイター】

エンゼルスは2016年から勝率5割未満、負け越し記録の更新が続く

【MLB】レンジャーズ 3ー1 エンゼルス(日本時間6日・アーリントン)

 エンゼルスは5日(日本時間6日)、敵地で行われたレンジャーズ戦に1-3で敗戦。今季成績を58勝82敗とし、負け越しが決定した。これで2016年から9年連続で勝率5割未満となり、現メジャーワースト記録をまた更新する結果になった。

 前日4日(同5日)に本拠地で行われたドジャース戦は10-1で大勝。いい流れで敵地に乗り込んだが、先発したジャック・コハノウィッツ投手が連打でピンチを招き、4番のアドリス・ガルシア外野手に右越え3ランで先制を許した。打線は3回にノーラン・シャヌエル内野手の遊ゴロの間に1点を返したが、その後はホームが遠く、コーディ・ブラッドフォード投手に6回2安打1失点に抑え込まれる。

 初回に3点を失ったコハノウィッツだったが、6回3失点のクオリティ・スタート(QS)で降板。球団広報によると、5試合連続QSは2021年7月6日(同7日)から8月18日(同19日)まで続けた大谷翔平投手以来の快挙だったという。しかし、最初の3点が響き、1-3で試合終了。23歳右腕に黒星がついた。

 エンゼルスはこれで9年連続でシーズン負け越し。現在のメジャーでは30球団最長となっている。大谷がドジャースに移籍した今季は若手が芽吹くなど収穫はあったものの、MVP3度のマイク・トラウト外野手が4年連続で長期離脱するなど、主力級が故障・不振に陥り、結果を残せなかった。試合を終え、ア・リーグ西地区最下位に沈んでいる。

(Full-Count編集部)

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