大谷翔平が塗り替える140年の球団史 浮上した衝撃“334”…射程圏に捉える歴代最高
チーム140試合時点の塁打数で球団歴代5位
加入1年目から球団史に残る打棒を披露している。ドジャース・大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」で出場。4打数無安打で今季成績を打率.290、OPS.988とした。一方で“節目”の試合で球団の歴代トップ級の数字を残している。
カナダのデータ会社「StatsCentre」は2日(同3日)、自社X(旧ツイッター)を更新。ドジャースの140試合以内でのシーズン塁打数ランキングを紹介した。大谷はこの時点でチーム138試合を消化。あと2試合を残しながらも球団歴代5位の「331」塁打を記録していたという。同4位のデューク・スナイダー(1953年)にあと6、同3位のエイドリアン・ベルトレ(2004年)に9と迫っており、同社は「順位がさらに上昇する可能性がある」と期待を込めた。
139試合目となった3日(同4日)のエンゼルス戦では、適時三塁打を放つなど4打数1安打で3塁打を追加したが、140試合目の同カードでは4打数無安打にとどまり、今季の塁打数は「334」に。順位上昇とはいかず、140試合時点での塁打数では球団5位となっている。
同条件での1位は、シーズン241安打をマークしたベーブ・ハーマン(1930年)の「379」。ハーマンは年間を通しても球団1位の「416」という大記録を樹立している。大谷は現在のペースだと更新は難しそうだが、ここまでリーグ1位の44本塁打、30二塁打、7三塁打と長打を量産している。残り22試合でさらなる活躍を期待したい。
(Full-Count編集部)