投手11人目の離脱…深刻なド軍の“野戦病院化” 米記者嘆き「理想的なことではない」
ドジャースに相次ぐ“戦線離脱”に米記者も無念の声
【MLB】ドジャース ー ガーディアンズ(日本時間7日・ロサンゼルス)
大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャースは6日(日本時間7日)、ギャビン・ストーン投手を負傷者リスト(IL)に入れた。理由は右肩の炎症で、今季の投手陣では11人目の離脱となる。代わってランドン・ナック、ジャスティン・ロブレスキー両投手が昇格、マイケル・ピーターセン投手がマイナー降格した。
開幕から先発ローテーションを守っていた25歳の離脱に、米メディアも嘆きの声を上げている。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「ドジャースの先発投手にまた怪我が発生した。今回は、ギャビン・ストーンが肩の炎症。シーズン開幕から通して、ドジャースで健康だった唯一の先発投手だ」と自身のX(旧ツイッター)に書き込んだ。
さらに、ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は「理想的なことではない。ドジャース投手陣に怪我がひっきりなしに続出している」と続出する怪我人を嘆いた。
チームの先発投手陣ではクレイトン・カーショー、タイラー・グラスノー両投手がIL入りし、復帰時期は未定となっている。山本は10日(同11日)の本拠地・カブス戦で復帰する予定だが、怪我人が続出している。
また、米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者も「またドジャースのローテーションに打撃。(ローテーションは)常に流動的だ。新人として素晴らしい成績を挙げていたギャビン・ストーンは肩の炎症でIL入りする」と報じている。
ストーンは昨季にメジャーデビューを果たし、今季は開幕から先発ローテーションの一角として25試合に登板。チーム最多11勝をマークし、防御率3.53の成績を収めていた。前回登板となった8月31日(同9月1日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦では5回5安打5失点だった。
(Full-Count編集部)