“野戦病院”のド軍にまた故障者「悲劇的」 大砲が悶絶して交代…POに影響なら「酷い打撃」
【MLB】ガーディアンズ 3ー1 ドジャース(日本時間7日・ロサンゼルス)
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手は6日(日本時間7日)、本拠地・ガーディアンズ戦で左足に死球を受けてそのまま交代した。球団は「左足打撲」と発表した。28本塁打、87打点をマークしている主砲のアクシデントに、地元メディアも「酷い打撃」と嘆き。プレーオフに影響しないか、心配する声をファンもあげている。
4番・左翼で出場し、初回2死二塁で左腕ボイドの80.7マイル(約129.9キロ)が直撃。左足を押さえて転倒し、苦悶の表情を浮かべた。その後、トレーナーと一塁方向へ向かい、ダッシュをしたが、そのままベンチへ下がった。クリス・テイラー外野手が代走に送られた。
今季138試合で打率.266、28本塁打、87打点、OPS.838をマークしている31歳のアクシデントを米メディアもSNSで続々速報。地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は「左足首に死球を受け、かなり痛そうにして退いた。これはドジャースが見たくないもののひとつだ」と綴った。
同メディアは「ダグアウトまで足を引きずっていくのがやっとだった。ドジャースにとって酷い打撃」と記し、ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は「ドジャースへの打撃が止まらない。テオスカー・ヘルナンデスは足首にボールが当たり退いた」と伝えた。
ファンも続々反応。「このチームは脚を引きずりながらプレーオフに入る」「僕の足首をあげる」「深刻じゃありませんように」「内角に投げる投手が多すぎる。制球出来ないのに。安全ではなない、何か対処すべき」「まったくもって悲劇的」「今年どれだけ多くの主力の怪我に苦しんでいるか信じられない」とコメントが寄せられた。
この日はチーム最多11勝を挙げているギャビン・ストーン投手が右肩炎症で負傷者リスト(IL)入りするなど、投手陣に故障続出のドジャース。さらに、打線に欠かせないT・ヘルナンデスの離脱が長引き、プレーオフに影響する事態になったら一大事だ。復帰はいつになるのか、ドジャースファンの気をもむ日々が続く。
(Full-Count編集部)