大谷翔平、45-45の記念球…捕ったのは日本人 WSまで観戦予定「現実とは思えない」
大谷45号をキャッチした山田さん一家は横浜在住も8月に渡米
【MLB】ドジャース ー ガーディアンズ(日本時間7日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地・ガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、45号ソロを放ち、史上初となる45本塁打&45盗塁(45-45)を達成した。キャッチしたのは横浜市在住の山田さん一家。父は「今は現実とは思えない。夢を見ているみたい」と喜んだ。
1点を追う6回1死、左腕ボイドが投じた88.8マイル(約143キロ)のシンカーを振り抜いた。バックスクリーン左へ豪快な45号。打球速度111.2マイル(約179キロ)、飛距離413フィート(約126メートル)、角度38度の一撃だった。
ここまで46盗塁をマークし、史上初の45-45を達成。メモリアルな一発をキャッチしたのは家族で観戦していた山田さん一家だった。バックスクリーン横のネットに着弾し、跳ねたボールを息子が掴んだ。
父は以前米カリフォルニア州ロサンゼルスに在住しており、野茂英雄氏がチームにいた頃からのドジャースファンだという。現在は横浜に在住しているが、8月17日(同18日)から渡米。レギュラーシーズンは27試合を観戦予定でワールドシリーズを見据え11月の帰国便を予約した。
史上最速で40-40を達成した8月23日(同24日)の本拠地・レイズ戦も現地観戦。デコピンとのボブルヘッド(首振り人形)が配布された同28日(同29日)の本拠地・オリオールズ戦では金の限定人形を手に入れた。「運を使い果たしてしまったかもしれないね」と興奮気味だった。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)