ド軍激震…4番ヘルナンデスにIL入りの可能性 足引きずり帰宅、監督「動かすのも辛そう」

試合後の取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:川村虎大】
試合後の取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:川村虎大】

初回の第1打席で死球…左足を引きずりながら帰宅

【MLB】ガーディアンズ 3ー1 ドジャース(日本時間7日・ロサンゼルス)

 ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手は6日(日本時間7日)本拠地・ガーディアンズ戦で左足に死球を受け途中交代した。試合後には黒いサポーターを着用し足を引きずりながら帰宅。デーブ・ロバーツ監督も「ノット・グレート」と落胆の表情を見せ、負傷者リスト(IL)入りを示唆した。

「4番・左翼」で出場し、初回2死二塁の第1打席だった。ボイドが投じた80.7マイル(約129.9キロ)のスライダーが直撃。T・ヘルナンデスは左足を押さえて転倒し、苦悶の表情を浮かべた。その後、トレーナーと共に一塁方向へ向かい、足を確かめるようにダッシュをしたが、表情はすぐれず。代走が送られ途中交代した。

 球団は「左足打撲」と説明。指揮官によるとこの日のX線検査では骨に異常なし。一方で翌7日(同8日)に再度検査することを明かした。「彼は途中交代しない選手。通常は痛みは治まるけど、そうならなかった。だから心配だ」と身を案じた。T・ヘルナンデス自身は試合後、左足全体を覆う黒いサポーターを着用していた。アンディ・パヘス外野手らとともに自ら歩いてはいたが、足を引きずる仕草を見せていた。

 大谷翔平投手に次ぐチーム2位の28本塁打をマーク。ロバーツ監督は「彼はタフな男だけど、足を少し動かすのも辛そうだった。IL入りしないことはないと思うけど、数日どうなるか様子を見る」と離脱の可能性をほのめかした。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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