巨人・オコエは「ほんま神」 拙攻のドロー寸前…プロ初の劇弾に「やばすぎて泣いた」
延長12回にプロ初のサヨナラ弾を放った
■巨人 3ー2 DeNA(7日・東京ドーム)
巨人・オコエ瑠偉外野手が7日、東京ドームで行われたDeNA戦で、2-2の延長12回2死に豪快なサヨナラ弾を放った。チームを引き分け寸前から勝利に導いた一撃にファンは「やばすぎて泣いた」「震えた!」などと興奮の声をあげた。
代走で途中出場していたオコエは12回2死で打席に立った。アウトになればドローという場面。DeNA・佐々木千隼投手の初球の甘く入った直球を振り抜いた。打球は巨人ファンが待つ左中間スタンドに飛び込んだ。
右手を掲げ、雄叫びを上げながらダイヤモンドを一周。阿部慎之助監督も「我を忘れてベンチから飛び出した」と笑顔を浮かべ、佐々木はガックリにマウンドに崩れ落ちた。
1点を追う9回2死から、この日1軍に昇格した中山礼都内野手が同点適時打。そして最後にオコエが決めた。この日は敗れれば、2位の広島と入れ替わって首位を陥落する大事な1戦だった。10回を終えた時点で13安打19残塁という嫌な雰囲気を吹き飛ばしたオコエの一撃だった。
2022年オフの現役ドラフトで楽天から巨人へ移籍。プロ9年目での初サヨナラ弾の映像をDAZNが公式X(旧ツイッター)に投稿すると、ファンから「まじでありがとう」「マジでようやった!」「ほんま神」「たまんねぇ」「みんな待ってた」と反応。また、夏の甲子園で準優勝した関東一高のOBとあって「これは関東第一」といったコメントもあった。
(Full-Count編集部)