佐々木麟太郎が激白、MLBもNPBも「両方チャンスある」 ドラフト指名へ「大学で結果を」
MLBドラフトは2026年に資格を得る「今の段階では両方から指名をしていただくチャンスはある」
花巻東高出身で米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手は9日、岩手・花巻市内で自主トレを公開した。25社44人の報道陣が集結。練習後の取材対応ではMLB、NPBへの思いを語る場面があった。
花巻東高では歴代最多の高校通算140本塁打をマーク。昨年のNPBドラフトでは目玉選手だったが、プロ志望届は出さずにスタンフォード大へ進学することを決めた。「メジャーリーグと日本のプロ野球、現時点でどういう思いをお持ちでしょうか?」。報道陣からの問いかけに、率直な思いを吐露した。
「両方チャンスがあるので。今の段階では両方から指名をしていただくチャンスはあるので。まだまだそういう選手だと思っていないですし、そこに段階を踏めるような選手として見ていただけるように頑張っていきたいと思っています」
MLBドラフトは2年後の2026年に指名資格を得る。一方でNPBドラフトなら2027年秋に取得となる。
「まずは大学で結果を残さないと始まらないこと。自分自身、夢を持っていますし、長期的に見ていくものと目先を大事にしていくものがあるので。両方を大事にしながら、まず来年のシーズンかなと思っています」
9月中に再渡米する予定で、9月下旬から授業や練習がスタートする。佐々木は「野球も勉強も両方やっていくことが大事。うまくバランスを見つけていきたいです」と表情を引き締めていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)