大谷の“MVPライバル”はベッツだった? 2か月不在も「5.4」記録「危なかったな」

カブス戦で17号を放ったドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】
カブス戦で17号を放ったドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】

2か月の離脱がなければ…悔やまれる死球でのアクシデント

【MLB】カブス 10ー4 ドジャース(日本時間10日・ロサンゼルス)

 1番を打つ大谷翔平投手の後ろには、頼もしすぎる打者が控えている。ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は9日(日本時間10日)の本拠地カブス戦で2試合ぶりとなる17号2ランを放つなど、2安打3打点の活躍だった。今季は死球の影響で一時離脱してしまったが、復帰後はさすがの活躍を見せ、「ベッツがフルシーズン出場してたら大谷のMVP危なかったなこれ」「ベッツあの骨折なかったら確実にMVPやったやろ」と、大谷の“ライバル”となっていた可能性を指摘する声が多くあがっている。

 ベッツは開幕から1番打者として打率.304、10本塁打40打点、9盗塁を記録。同僚の大谷とともにMVP候補だったが、6月16日(同17日)の試合で左手に死球を受けて骨折。約2か月の離脱を余儀なくされた。

 復帰後は2番打者として26試合で打率.316、7本塁打26打点をマーク。3日(同4日)には大谷敬遠後に満塁本塁打を放つなど、9試合連続安打で、シーズン通算の成績は.307、17本塁打66打点、OPS.921となっている。

 離脱前は米メディアも「大谷vsベッツ」の構図でMVP予想を展開。しかし、2か月間の離脱もあり、その間に大谷は「46-46」に到達するなど、MVP最有力となっている。

 ベッツは離脱期間がありながらも、米データサイト「ベースボール・リファレンス」のWARはメジャー全体13位タイとなる5.4を記録。リーグトップの大谷は7.3のため、離脱が無ければWARでリーグトップになっていた可能性は十分にあったかもしれない。

 ベッツの活躍にX(旧ツイッター)では「ベッツが骨折離脱してなかったらマジでMVPベッツだったかもな」「この成績でフルシーズン出場してたらリアルにベッツがMVPあったんじゃないか」「ベッツ怪我してなかったら大谷翔平MVP怪しくなるくらいベッツが良い」と声も上がっていた。

(Full-Count編集部)

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