実況思わず「ムーキーが邪魔してる」 好機拡大も…大谷翔平の“幻の48盗塁目”にため息

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

第3打席に中前打で出塁→48盗塁目に期待も…ベッツが中前適時打

【MLB】ドジャース ー カブス(日本時間10日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたカブス戦で今季47個目の盗塁を決めた。さらに48盗塁目かと思われた場面ではムーキー・ベッツ内野手が中前適時打。1点を返し、なおも好機が拡大したはずなのに球場はため息に包まれ、地元放送局の実況も嘆くほどだった。

 大谷は3回2死の第2打席に四球で出塁すると、47盗塁目を決めた。史上初の「46本塁打&47盗塁(46-47)」に到達し、「50-50」にまた一歩近づいた。そして5回1死一塁の第3打席は中前打を放った。

 再び盗塁成功することを期待するファンは多数。牽制球で大ブーイングが起きた。カウント2-1からの4球目、ベッツの打球は中前に抜けて1点を返し、スタートを切っていた大谷は三塁に到達。ドジャースにとっては歓喜のはずが、大谷の48盗塁目が“幻”となり、ため息が漏れた。

 ドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況ジョー・デービス氏は「いった、ヒット。センターに抜けた。オオタニ三塁へ。ベッツのタイムリー」と状況を述べた後、「ムーキー、おいおい、君は(大谷の盗塁で)歴史が生まれる邪魔をしている」とも。大谷の一挙手一投足への注目は高まっている。

(Full-Count編集部)

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