鈴木誠也、9回に痛恨盗塁死も「測っていた」 乱打戦にミス絡むも「自信になる」
2点を追う9回に三盗を試みるもタッチアウト
【MLB】ドジャース 10ー8 カブス(日本時間12日・ロサンゼルス)
カブスの鈴木誠也外野手が11日(日本時間12日)、敵地・ドジャース戦に「3番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で今月初アーチとなる13試合ぶり20号本塁打を放った。2点を追う9回1死一、二塁から三盗を狙うもタッチアウト。試合後は「最後は僕のミスで終わっちゃいました」と振り返った。
3点を追う9回、ドジャースのマイケル・コペック投手が制球を乱し、先頭から3者連続四球で好機を作った。犠飛で1点を返し、なおも9回1死一、二塁。二塁走者の鈴木は果敢にスタートを切った。「モーションが大きかったのとミスが多かった。こっちに振らないなと、タイミングを測っていた」。結果はタッチアウトになったが、思い切った判断だった。
両チームから計7発が飛び出す乱打戦には「諦めずやっている。それが結果につながっている。最後は僕のミスで終わっちゃいましたけど」と唇を噛み締めた。
ドジャースとの3連戦は勝ち越しはしたが、3連勝とはいかず。「(地区)首位のチームとやって、いい試合ができるのはチーム的にも自信になると思います」。すでに視線は前を向いていた。