鈴木誠也に「オーノー!」 実況呆然…追い上げムード一転の痛恨ミスに「なんということ」

9回、三盗に失敗したカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】
9回、三盗に失敗したカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】

鈴木誠也は2年連続20号到達も…走塁で痛恨ミス

【MLB】ドジャース 10ー8 カブス(日本時間12日・ロサンゼルス)

 カブスの鈴木誠也外野手は11日(日本時間12日)、敵地・ドジャース戦に「3番・指名打者」で先発出場した。9回に2点差に迫り、なおも1死一、二塁の場面で二塁走者の鈴木は三盗失敗。好機を潰し、そのまま試合も8-10で敗れた。地元放送局は鈴木の痛恨のミスに「なんていうことでしょう」と失望を隠せなかった。

 カブスは3点を追う9回にマイケル・コペック投手の乱調に乗じて1点を返し8-10に。さらに1死一、二塁から二塁走者だった鈴木は三盗を試みたが、あえなく失敗。一気にチームの勢いがしぼんでいく痛恨のミスとなった。

 カブスの押せ押せムードだっただけに地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」で実況のジョン・シアンビ氏は「盗塁した!」と興奮気味に伝えた。しかし、あえなくアウトとなり「オー・ノー!」と呆然。

 その後「なんということでしょう」と吐き捨てるようになんとか言葉を続けた。レッドソックスやカブスで活躍した解説のライアン・デンプスター氏も「二、三塁にしたい気持ちはわかりますが、9回2点差を追っている状況で盗塁をするなら、セーフにならないといけません」と苦言を呈していた。

 鈴木はこの試合の3回に自己最多に並ぶ2年連続20号を放っていたが、悔しさの残る敗戦となってしまった。

(Full-Count編集部)

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