ヤクルト・青木宣親が引退 日米通算2723安打の安打製造機…球団発表
通算安打数は歴代5位、通算打率.3128は6位
ヤクルトは13日、青木宣親外野手が今季限りで現役を引退すると発表した。メジャー6年間を含むプロ21年間で通算2723安打(NPB1949本、MLB774本)を積み上げ、通算安打数は歴代5位。通算打率.3128はプロ野球歴代6位に入っている。稀代のヒットメーカーがユニホームを脱ぐことになった。
早大から2003年ドラフト4位指名でヤクルトに入団。2005年にレギュラーに定着し、同年は史上2人目となるシーズン200安打(202本)をクリア。打率.344で首位打者を手にし、新人王にも選ばれた。
3度の首位打者に輝いた後、2011年オフにメジャーへ移籍。7球団を渡り歩き、通算759試合出場で774安打を放ち、打率.285、33本塁打、219打点を記録した。
2018年にヤクルトへ復帰。30代後半になっても安打を量産してチームを牽引したが、近年は故障や不振もあって出場機会が減少。球界最年長野手として迎えた今季は代打などでの出場が多く、8月5日に出場選手登録が抹消されていた。今季成績は61試合で打率.192、0本塁打、9打点だった。
WBC日本代表として3回出場し、第1~2回大会の連覇にも貢献。首位打者3回、盗塁王1回、最高出塁率2回、最多安打2回。ベストナインとゴールデン・グラブも7度受賞している。
(Full-Count編集部)