大谷翔平に打たれても「仕方ない」 半ば諦めモード? 敵将の本音「見たいと思わない」
マーリンズのシューマッカー監督「ほとんどの場面で攻めの投球ができた」
【MLB】マーリンズ 11ー9 ドジャース(日本時間18日・マイアミ)
ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地・マーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、48号2ランを放った。飛距離402フィート(約122.5メートル)の豪快弾にマーリンズのスキップ・シューマッカー監督は、「打席にいる彼を私は見たいと思わない」と評した。
4点を追う3回1死一塁で、打った瞬間にそれとわかる一発を右翼席に叩き込んだ。打球速度105.3マイル(約169.5キロ)、角度32度の一撃は、あっという間に2階席に飛び込んだ。この日の大谷は5打数1安打3三振。他の打席は抑え込んだが、地元放送局「バリースポーツ・フロリダ」が公開した試合後の会見映像で、シューマッカー監督は大谷についてこう表現した。
「打席にいる彼を私は見たいと思わない。何度か彼に対していい球を投げていたと思う。彼は今年、何度も遠くに飛ばしている。そうなってしまう時もある」。さらに「走者がいなければ、それはより好ましい。ほとんどの場面で彼に対して攻めの投球ができた。彼はスーパースターだから、(ホームランは)仕方ないね」と続けた。
大谷は今季マーリンズ戦で4戦2発。この一発で「48本塁打&48盗塁(48-48)」に到達し、夢の50-50に近付いているスーパースターにある程度打たれることは織り込み済みのようだ。
(Full-Count編集部)