大谷翔平は「重圧を感じてない」 50-50の偉業目前も…指揮官が称える“自然体”
「重圧を感じているとは思えない。プレッシャーではないね」
【MLB】マーリンズ 11ー9 ドジャース(日本時間18日・マイアミ)
ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地・マーリンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3回に5試合ぶりの48号2ランを放った。「48本塁打&48盗塁(48-48)」に伸ばし、前人未到の「50-50」へカウントダウン。デーブ・ロバーツ監督は「重圧を感じているとは思えない。プレッシャーではないね」と称えた。
確信の一発は、4点を追う3回1死一塁だった。右腕マコーガンの内角低めをえぐるスイーパーを右翼2階席へ。2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを世界一へ導いたマイアミの地で豪快アーチをかけた。打球速度105.3マイル(約169.5キロ)、飛距離402フィート(約122.5メートル)、角度32度だった。
残り11試合。大谷自身が強く望んでいたヒリヒリする9月を送っている。「とてつもないシーズンを送っている。ただ戦おうとしていて、チームが勝利するために支えようとしている。とにかく打席に集中し続けること。かつてテッド・ウィリアムズが言っていたように、いい球を打つ、ということだ。早く(記録を)片付けたい思いもあるだろう」とロバーツ監督。チームの勝利へ邁進する大谷が何より頼もしそうだった。
シーズンでは51本塁打&51盗塁ペースだ。「とにかく懸命にプレーしていて、毎日試合に出ている。打席に立てば、間違いなく脅威になる」。何よりひたむきなプレーに、ロバーツ監督は目を細めた。
残り11試合。大谷自身が強く望んでいたヒリヒリする9月を送っている。「とてつもないシーズンを送っている。ただ戦おうとしていて、チームが勝利するために支えようとしている。とにかく打席に集中し続けること。かつてテッド・ウィリアムズが言っていたように、いい球を打つ、ということだ」とロバーツ監督。チームの勝利へ邁進する大谷が何より頼もしそうだった。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)