大谷翔平vs元MVP男 どちらが上か“激論”勃発、ファン賛否「50/50 の方が歴史的」
大谷は現在「48-49」、アクーニャJr.は昨季「41-73」でMVP獲得
ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)の敵地・マーリンズ戦で49個目の盗塁を決め「48本塁打&49盗塁(48-49)」を記録した。前人未到の「50-50」への期待が膨らむなか、米ファンが昨年史上初の「40-70」を達成してMVPとなったブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手と大谷を比較し「アクーニャは守備をしたので彼の方が優れている」「オオタニの方がいい選手だと思う」などと“激論”をかわし始めている。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が同日にXに「ドジャースのDH、ショウヘイ・オオタニの今シーズン(打率.289、48本塁打、49盗塁=投稿時点)の素晴らしさは誰もが認めるだろうが、これは昨年のアトランタ(ブレーブス)の外野手、ロナルド・アクーニャJr.のMVPシーズンと比較して、より優れているのだろうか? アクーニャJr.は2試合を除いて全試合に右翼として出場し次のような成績を残した」と投稿した。
その上で昨年のアクーニャJr.の成績を紹介。打率.337、41本塁打、73盗塁、ナ・リーグトップの149得点、ナ・リーグトップの217安打、ナ・リーグトップの出塁率.416、ナ・リーグトップのOPS1.012、ナ・リーグトップの383塁打だった。
この投稿にファンはヒートアップ。“アクーニャJr.派”は「アクーニャのシーズンはMLB史上最高のシーズンの1つだった」「アクーニャのシーズンは、オオタニの今シーズンよりもかなり良かった」「スタッツ的にはロナルドのシーズンの方が優れていた」「守備をしたので彼の方が優れている」「アクーニャのほうが断然すごい」といった声が並んだ。
一方で“大谷派”は「オオタニはリハビリをしながらこれをやっている」「50-50の方が歴史的に意味がある」「先発投手が肘のリハビリをしながらも、フルタイムで守備をしている選手たちと同じ、あるいはそれ以上の数字を上げていることを忘れていないか」「神話的な50/50のせいで、オオタニのほうがより素晴らしい」などと主張している。
さらには「それぞれに独自の素晴らしさがある」「誰もこんなこと聞いていないから」「なぜ比較するのか? どちらのシーズンも素晴らしい!」。また日本語でも「去年のアクーニャが凄かったのは誰が認めるところ しかし今比べるところそこですか?? と言わざるを得ない」などと比較すること自体が意味がないという主張も見られた。
(Full-Count編集部)