鷹が逆転サヨナラ勝ちでV王手 M2で最短22日にも決定…9回2死から柳町が劇的打「頭が真っ白」
最終回に則本を攻め…柳町が逆転サヨナラ打
■ソフトバンク 3ー2 楽天(21日・みずほPayPayドーム)
ソフトバンクは21日、みずほPayPayドームで行われた楽天戦にサヨナラ勝ちし、マジックを3に減らした。1点ビハインドで迎えた最終回、柳町達外野手が逆転サヨナラ打を放った。その後、2位の日本ハムも敗れてマジックは2に。早ければ22日にもリーグ優勝が決まることになった。
マジックを4として迎えた4位楽天との一戦。相手先発の瀧中瞭太投手の前に6回まで無得点に抑え込まれた。2点ビハインドの7回には山川穂高内野手のソロで1点を返し、1点ビハインドで最終回を迎えた。
楽天の守護神、則本昂大投手から先頭の今宮健太内野手が右前打で出塁すると、犠打と敬遠で1死一、二塁となった。中村晃外野手は三振に倒れるも、代打の柳町が左翼手を越えるサヨナラ打を放ち、2者が生還。劇的な幕切れに本拠地は大歓声に包まれた。
試合後、柳町はヒーローインタビューで「最高です。晃さんが粘ってくれたおかげでネクストで気持ちが整理できた。打った瞬間はとにかく越えてくれと願って、落ちた瞬間は覚えていません。頭が真っ白でした」と語った。
ソフトバンクの試合終了から約15分後、2位の日本ハムは京セラドームでのオリックス戦で8回までリードも、9回に逆転されてサヨナラ負け。ソフトバンクのマジックは2となり、22日にも優勝が決まる可能性が出てきた。