大谷翔平が届かなかったド軍レジェンドの「4」 49発は超えたのに…「6-6」で判明した事実
大谷に記録を更新されたグリーン氏…22年前に6打数6安打4本塁打をマークしていた
【MLB】ドジャース 20ー4 マーリンズ(日本時間20日・マイアミ)
ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の敵地・マーリンズ戦で衝撃の6打数6安打3本塁打、10打点2盗塁17塁打をマーク。ドジャースの球団記録だった49本を一気に塗り替え、メジャー史上初の「51本塁打&51盗塁(51-51)」に到達した。2001年に49本を記録したのはショーン・グリーン氏だが、自身も6打数6安打をマークしたことがあり、しかも4本塁打を放っていた。
2002年5月23日(同24日)の敵地・ブルワーズ戦にグリーン氏は「3番・右翼」で出場。6打数6安打を記録した。二塁打、本塁打、本塁打、本塁打、単打、本塁打という衝撃打棒。打点は7で大谷に及ばなかったが、4本塁打&19塁打は上回った。
51歳のグリーン氏はブルージェイズでメジャーデビューし、1999年オフにドジャースへ移籍。2001年は打率.297、49本塁打、125打点、OPS.970をマークした。6打数6安打を記録した2002年も打率.285、42本塁打、114打点、OPS.943を記録するなど、2004年オフにダイヤモンドバックスに移籍するまでドジャースの主砲として活躍した。
大谷が記録を塗り替えたことを受け、ドジャースの公式Xを通じて「なんという素晴らしい偉業なんだ! あなたは歴史上最高の選手だし、最低でも1週間あなたの名前と一緒に私の名前も紹介されることは名誉なことだ」とメッセージを寄せたグリーン氏。大谷に記録を抜かれても、その功績がかすむことはない。
(Full-Count編集部)