大谷翔平、第2打席に中前打で出塁　球団歴代2位タイの378塁打も…52盗塁目はお預け

盗塁の日本選手最多はイチローの56

【MLB】ドジャース ー ロッキーズ（日本時間21日・ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手は20日（日本時間21日）、本拠地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場すると、3回の第2打席で中前打を放って出塁。球団歴代2位タイの今季378塁打としたが、盗塁を試みることはなかった。

　本拠地に戻った大谷が3回2死で迎えた第2打席で中前打を放って出塁。今季378塁打とし、1954年のデューク・スナイダーに並んで球団2位とした。塁上からは相手バッテリーにプレッシャーをかけたが、続くベッツは二飛に倒れ、大谷は盗塁を試みることができなかった。「51-51」からの更新はお預けとなった。

　初回の第1打席に迎う際に特別演出の映像が流された。本塁打と盗塁のこれまでのシーンを振り返る内容で、観客は総立ちで大歓声。そして大谷は名前がコールされると1度打席を外し、ヘルメットをとって歓声に応えた。自軍のベンチでは同僚も立ち上がって拍手を送った。スタンドからは「MVP！　MVP！」のコールが発生していた。

　注目の第1打席は左腕カイル・フリーランド投手の前に空振り三振に終わっていた。

　前日19日（同20日）の敵地でのマーリンズ戦では2盗塁を決め、今季51盗塁としている。7月23日（同24日）の本拠地・ジャイアンツ戦から28回連続成功中で、アウトになったのは4度。盗塁成功率は92.7％だ。

　盗塁はイチロー氏が2001年に記録した56盗塁が日本人最多。大谷は残り5に迫っている。

（Full-Count編集部）