大谷翔平は「覚醒している」 直近10の9&4HR…ロバーツ監督唖然「集中力が高まっている」

試合後の取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ【写真:小谷真弥】

ロバーツ監督、大谷は「間違いなく、覚醒している」

【MLB】ドジャース 6ー4 ロッキーズ(日本時間21日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回に52号2ランを放った。7回には二盗を決め、「52本塁打&52盗塁(52-52)」に伸ばした。この日は4打数3安打2打点で打率.297。チームは6-4で3連勝を飾った。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「間違いなく、覚醒していると思う。集中力が高まっている。私は本当にそう思う」と絶賛した。

 前日19日の敵地・マーリンズ戦で3打席連続アーチを描くなど、6打数6安打10打点。前人未到の「51本塁打&51盗塁(51-51)」を達成すると、この日も52号を含む3安打2打点、1盗塁を決めた。2戦で10打数9安打(4本塁打)12打点、3盗塁。躍動が止まらない。7回には一塁内野安打を放ち、激走を披露。ロバーツ監督も「脚力だね。ビッグプレーだった。あれも、大きなヒットだったね」と手をたたいた。

 さらに指揮官は「この数試合は(普段に増して)集中ができている。ストライクゾーンよりも高めのボールを捉えたことは、目を見張ることだ」と称賛するばかりだった。5回に放った逆転52号は「(ストライク)ゾーンより高めだった。どれくらい高かったかはわからない。胸くらいかな。(胸の高さでも)おそらくボール球だ」と“悪球”だったことを明かした。

 顔付近のボールを弾き返し「あの球に追いつけるようにするには、バットスピードが必要だ。(相手投手の)フリーランドも(打たれたことに)結構驚いていただろう」と、大谷のスイングスピードにも注目していた。

(Full-Count編集部)

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