ド軍に暗雲…エース右腕が“PO回避”を明言 IL入りから1か月も「もっと悪くなった」
グラスノー、ポストシーズンに「出場することができない」
【MLB】ドジャース ー ロッキーズ(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャースのタイラー・グラスノー投手が20日(日本時間21日)、本拠地でのロッキーズ戦前に取材に応じ「ポストシーズンにも出場することができない」と明かした。18日(同19日)に60日間の負傷者リスト(IL)に入り、正式に今季レギュラーシーズンが終了となっていた。
グラスノーはドジャース移籍1年目の今季22試合に登板して9勝6敗、防御率3.49をマーク。だが、8月中旬に右肘腱炎でIL入り。当初、本人は軽傷を訴えていたが8月13日(同14日)には打者相手の実戦投球練習を回避していた。
グラスノーは「(医師の)オピニオンをもらって、休養した。(その後)調整していたけど、状態はもっと悪くなった。健康を維持しようと色々なことをやっていたから最悪だ。ポストシーズンにも出場することができない」と言葉を並べるしかできなかった。
右肘腱炎には「何回もこれをやっているから、疲労困憊だよ。最初やったときに次はやらないように対策を立てたんだけど、また起きてしまった。でも(我慢して)他の対策を考える。その繰り返しだよ。とても、苛立っている」と暗い顔だった。今後は「数週間以内に再検査を行うと思う」としている。
(Full-Count編集部)