大谷翔平、史上最高更新の「7.8」 歴史的なMVPへまた浮上…叩き出す驚愕数値
指名打者としての「シーズン最高WAR」は更新濃厚
【MLB】ドジャース ー ロッキーズ(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地でのマーリンズ戦で3本塁打と2盗塁を記録する大活躍を見せた。米野球データサイト「ベースボール・リファレンス」が算出するWARは、7.8に浮上。DH最高記録を更新し続け、“DH史上初”となるMVPへ突き進んでいる。
WARは、どれだけチームの勝利を増やしたかを表すセイバーメトリクスの指標で、シーズンMVPを選ぶ上でも重要視されている。守備を行わないDH専任の選手は数字の積み上げが難しいが、大谷は打撃だけでリーグ1位に君臨している。
シーズンの65%以上をDHで出場した選手の歴代最高は、1995年にエドガー・マルティネスが記録した7.0。大谷は2日(同3日)の試合で7台に乗せると、そこからもぐんぐん数字を上げている。ナ・リーグ2位はフランシスコ・リンドーア内野手(メッツ)で6.6。大谷とは1.2の大差がついている。
WARは今後の成績によって下がる可能性があるものの、最高記録更新は濃厚な状況。史上初となる「50-50」も達成するなど、球史に残るシーズンを過ごしている。
(Full-Count編集部)