大谷翔平、PSでの登板は「ないだろう」 ド軍GMが言及…可能性の話し合いも「あまりない」
大谷のPS登板についてド軍GM「現実的に可能だとは思っていない」
ドジャース・大谷翔平投手のポストシーズンでの登板について、ブランドン・ゴームズGMが米メディアに「可能性は非常に低い」と語った。
MLBネットワークの番組「MLBナウ」が20日(日本時間21日)に投稿した動画に出演したゴームズGMは大谷のポストシーズンの登板について「今はその可能性は非常に低いと感じている。彼は自分の投球(プログラム)を進めているだけだと思う。彼がとてもいい感触であることは重要なことだけど、現時点ではポストシーズンで投げることはないだろう」と語った。
さらに司会者が「突然、そのようなことが起こることは?」と“探り”をいれるとゴームズGMは「いや、それはない。今のところ予定にはない」と答えた。投球に関する大谷とのやりとりについては「ショウヘイは日々に集中していて、投球プログラムで(その日の)リハビリ(プログラム)を終えて(試合で)打席に立っている。それがどこに向かっているかについての日々の会話はあまりない。彼は毎晩勝つことに集中しているからね」と説明した。
今後について「近いうちに彼と座って全体像についてじっくり話し合う予定ではいる」としばがらも「ただ、先ほど言ったように、今季のポストシーズンでの投手起用が現実的に可能だとは思っていない」と繰り返した。
大谷のポストシーズンでの登板については米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のダラッグ・マクドナルド記者が19日(同20日)に掲載した記事で、アンドリュー・フリードマン編成本部長が「あまり選択肢に入っていない。私たちは、現時点でその可能性ですら考えていない。彼は手術を受けてから、1年と少ししか経っていない」と語っており、ゴームズGM同様に慎重な姿勢を示している。
(Full-Count編集部)