衝撃の.900、4発12打点…大谷翔平が歴史を作った2試合 呼び起こした107年前の大記録

マーリンズ戦で3打席連続本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
マーリンズ戦で3打席連続本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

2試合の期間で9安打は、1900年以降でド軍史上2位タイ

 ドジャースの大谷翔平投手は、21日(日本時間22日)の本拠地・ロッキーズ戦で3打数1安打1盗塁。連続試合安打を5に伸ばしたが、強烈なインパクトを残したのが19日(同20日)の敵地・マーリンズ戦と、20日(同21日)の本拠地・ロッキーズ戦だった。2試合で10打数9安打、4本塁打12打点。1シーズンの2試合の期間で9安打は、1900年以降で球団2位タイの記録だという。

 大谷はまず19日(同20日)のマーリンズ戦で6打数6安打、3本塁打10打点2盗塁。史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を超え、「51-51」とした。さらに20日(同21日)のロッキーズ戦で4打数3安打、1本塁打2打点1盗塁。「52-52」とした。

 その裏で球団2位の記録もマークしていた。カナダメディア「TSN」の「スタッツ・センター」はX(旧ツイッター)で、1900年以降の「1シーズンの2試合の期間でのドジャース選手最多安打」のランキングを紹介。1位は1917年にハイ・マイヤーズが記録した10安打だという。

 そして、2位が9安打。大谷の他にショーン・グリーン(2002年)、ポール・ロデューカ(2001年)、ベーブ・ハーマン(1929年)、ウィリー・キーラー(1901年)ら計7人の名前が並んでいる。まさに歴史的な2試合だった

 また、大谷は今季、53盗塁(リーグ2位)、384塁打(同1位)をマークしている。20日(同21日)の試合終了時点で、同メディアは1900年以降のナ・リーグでの1シーズンにおける「塁打と盗塁の合計数」ランキングを紹介。1位は「467」のロジャース・ホーンスビー(1922年)の「467」、2位はロナルド・アクーニャJr.(2023年)の「456」で、大谷は6位の「435」と記している。その後、21日(同22日)のロッキーズ戦で大谷は1盗塁と1塁打を加えて「437」に。これでスタン・ミュージアルが1948年に記録した「436」を抜いて、5位に浮上したことになる。

(Full-Count編集部)

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